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第八章・30
「おい秋也、ちょっと座れ」
「何だ。まだ途中だ」
「俺も準備完了で辛いんだよ。二本差しといこうぜ」
前から後ろから。
久々のセックスで、一気にそこまでされてはかなわない。
「いやぁ。二人同時になんて、壊れちゃう」
「トロ顔のアヘ声で言っても、説得力ないっての」
秋也と繋がったままの玲を無理矢理に床に座らせ、拓斗は彼と向い合せにスタンバイした。
「大丈夫。オリーブオイルでギトギトにしてやっから」
「うう。やッ! 秋也、こんな時にまで動かないで!」
それでも構わず、ぎちぎちとハメてゆく拓斗だ。
滴り落ちるオリーブオイルが何とも卑猥なことこの上ない。
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