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第3話
パンティを少しずらして、また割れ目に直接指を入れた。
叶の身体は感じているのか、ビクビクと震わせていた。
「……ン」
彼の身体は生ぬるい快感に耐えている。
身体に触ってるから分かるよ?
いくら小さくて可愛いぺニスでも、勃起てばパンティが引っ張られる。
そのまま割れ目に沿って指を動かすと、叶の小さな菊の花『アナル』に到達した。
俺はアナルに到達しても、指を中には挿入れなかった。
さっきガッコの卓球部部室で、叶と俺はセックスをした。
余韻のあるキミの身体は、きっとそのことを覚えていて、挿入れれば喜んで歓迎してくれるだろう。
「……叶、次の駅が目的地の最寄り駅」
シたいけど、次が最寄り駅。
きっと電車の中で『ナニ』をするなら、終点まで行かなきゃ終わらないだろう。
「スるなら終点まで乗ろう。俺より用事を取るなら、ここで止めないとね」
まるで悪魔が囁いているかのような、自分の中で俺は一番甘ったるい声色で差囁いた。
俺は誘っている。
それは強制に近かった。
「どうする?」
「……っ」
俺は身を丸めて、キミに益々覆い被さった。
叶は動かない。
最寄り駅に近付いていく。
少し経つと最寄り駅に電車は到着した。
でも叶は動かない。
「……つづけて、くださぃ」
叶はきっと一生懸命に返事をしているに違いない。
だって耳まで赤いから。
「声、ガマンしようね?」
俺はしてやったりだった。
『大好き』なキミに、堂々と『イケナイコト』が出来るスリルがいい。
その上に、見つかったとしても『叶と俺は今男女の異性カップル』だから、キミから俺への心配配慮で庇ってくれるだろうし、『続けて』と了解を得た。
よってこれは犯罪ではない。
「叶、これは『合意』だからね」
俺は念を押して、痴漢行為を続行した。
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