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第二章・4
「はぁ~……」
煙を吐いても、問題は解決しない。
時刻は、お昼時。
今頃どうしているのか。
秀斗と二人で、ハンバーガーなんかパクついているのだろうか。
「ダメだ、准! そんなジャンクフードを食べてると、体を壊すぞ!」
Ωの准は、その体格も体質も弱弱しい。
丞は思い切って、立ち上がった。
そして、服を着替え始めた。
白いシャツにジーンズ、スプリングコートに伊達メガネに、マスク。
「完璧な変装だ」
そして、准が言っていた、秀斗とのデート先へと急いだ。
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