「ヤだ……。胸だけで、こんな……」 　そして、後膣が熱く火照って来るのが、自分でもわかる。 　ひくひくと蠢いて、愛液で濡れてくるのが、解る。 　丞は、准のそこを丁寧に解していった。 　ローションを使わなくても済むくらい、准の蕾は潤っている。 　指を入れ、くちゅくちゅと弄ると、准は髪を散らして悦んだ。 「んぁあん！　あ、はぁ、あぁ。はぁあッ！」 　もうダメ。 　欲しい。 　兄さんのが、早く欲しい！ 「兄さん、挿れて」 　准に請われて、丞はためらった。 　念のため、スキンを着けた方がいいか？ 　しかし、今から自分の部屋まで取りにいくと興ざめだ。 　瞼を軽く伏せ、うっとりとした心地の准を置いて行きたくもない。 「准、薬は本当に飲んでるんだな？」 「ホントだよ。だから、そのまま挿れてぇ……」 　いいだろう、と丞は硬く張ったペニスを掴み出し准にハメていった。