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第十二章・7
秀斗はどうなんだ? と丞は准に話を振ってみた。
「メールとか、しないのか」
「ん? うん。時々、する」
「浮気者め~」
違うって! と、さっきと逆の展開を見せ、准は語った。
「とにかく勉強や実習が多くて、大変なんだって。恋人作る暇なんかない、って」
「大変だな」
秀斗。
ホントは、准以上に素敵な人に出会えないでいるだけなんじゃないのか?
今度、結婚の報告もかねて電話してみよう、と丞は思った。
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