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二度目の夜は… 2*

 パッケージの手順通り泡風呂を作り終わると、まず帆乃から入った。 「い、いいですよ…」  帆乃の合図で理玖は服を脱いで、自宅なのに股間をタオルで隠しながら風呂場に入る。 「う…」 「…理玖さん?」  もう2年以上も住んでて毎日使っている風呂場が異空間になっていた。  泡風呂からは甘い花の香りがして、髪を切って美少年に拍車がかかった帆乃の白い肌がほんのりピンクになっていて、濡れた髪から垂れる雫が煽情的で、理玖はそれだけで半分勃った。  帆乃も帆乃で、明るい場所で間近に見る理玖の逞しい筋肉と美しいボディライン、汗と湯気で既に濡れた髪がエロティックに映る。  せっかくの泡風呂が溢れないように理玖はゆっくりと入る。泡の下のお湯の色は濃いめのピンク色になっていた。 「はー……意外と気持ちい…」  振り入れとランニングで疲労してた理玖は適温の湯に浸かると嫌でもリラックスしてしまう。 「あの……り、理玖さん」  向かい合っている帆乃は少し下を向き恥ずかしそうにする。 「そ、その…理玖さん…のそば……行ったら、だめですか?」  そんなのダメなわけがなく、理玖は踏み出せない帆乃をゆっくり抱き寄せてキスをした。 「ん……はぁ……」 「帆乃くん、髪型すごい似合ってる…可愛い…」 「ほんとですか?」 「ほんと。さっきはバタバタしてたからちゃんと言えてなかったから、ごめんね」  そう謝るともう一度キスをする。帆乃はもっと欲しくなって、少しだけ口を開いたら、理玖は答えるように舌を入れて絡ませてくれる。 「ふ…ぅ……ふぁ……」  角度を変えながら、優しく責められるようなキスの唾液が混じる音、動くたびにたつ風呂の水音、花の香り、全てが淫らになれと言わんばかりの感覚に2人を堕とす。  帆乃が理玖の首に腕を絡ませしがみつき、理玖の太ももに乗って密接になると、互いに熱くなった屹立が当たる。 「あ……」 「はぁ…あー…どうしよ…」  繋がった時の感覚が甦って、理玖はもう直ぐにでも挿れられそうな帆乃の入り口を撫でてしまう。そして帆乃のソコはキュンキュンと切なくなる。 「理玖さん……」 「……あとでちゃんとシてあげるから、今は…ね?」  理玖は入り口を撫でていた手を帆乃の肌をなぞりながら前に移動させると、自身と帆乃の可愛らしく硬いペニスを一緒に握りゆるやかに動かし始める。 「ひゃっ⁉ あ、だめ……理玖さ…」 「帆乃く……気持ちい?」  帆乃は理玖の目を見て、口をパクパクさせて息をする。その表情でまた理玖のモノは反応し、手の動きを速くする。  「あっ、あ、あん…っ……だ、めぇ…でちゃ……」 「俺も、やば…っ」 「あ、あ、も……あぁ…あぁあん!」 「あ…はぁ…っ……あぁっ」  ほぼ同時に達したようでお湯ですぐに流れたが、理玖の掌には2人分の精液の感触があった。  帆乃が蕩けた表情で理玖の目を見つめると、理玖はまたキスをする。 「帆乃くん……ベッド連れてくね」  強引な理玖の誘いに帆乃は逆らえるわけもなく、頷いた。

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