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二度目の夜は… 3*
風呂からあがると、理玖は自分の身体をバスタオルで乱暴に拭いて、帆乃をバスタオルにくるんで姫抱っこでベッドに連れて行った。
帆乃をベッドに降ろすと、すぐに覆いかぶさり先ほどの続きというように激しいキスをする。帆乃も理玖にしがみつき、足もいやらしく理玖の腰に絡ませた。
「ふはぁ…っ」
「あ……やだ……理玖さん…離れないで…」
泣きそうに帆乃が願うので理玖は舌先で帆乃の唇をなぞって、帆乃にも舌を出すように促すと、帆乃はチロチロと控えめに理玖の舌先を舐める。ぴちゃぴちゃと音を立てキスをしながら、理玖はベッド下からローションとコンドームを入れた箱を乱暴に取り出した。
「帆乃くん、痛くしたくないから…あんま可愛いこと言わないで…」
「だって……俺…もう、理玖さんと離れるのは嫌……」
帆乃が理玖にしがみつく力は強くて、震えていた。
「さっき……バレエの…見て……お姫様が、理玖さんに愛されてて…キスしてもらって……それだけで胸が痛くて…」
帆乃の声は震えて、涙が流れてしまった。
切ない表情の帆乃に理玖は愛おしさを感じ、帆乃の両頬を撫でて微笑んでしまう。
「だからいっぱいキスしたかった?」
「はい……」
「くっついていたかった?」
「ん……ごめんなさい……こんなの、はしたないのに…」
(ああ…もうっ!)
理玖は指を自分の唾液で濡らして帆乃のヒクついている入り口に触れ、急いでも傷つけないように挿れた。
「んあぁんっ! は…っ……」
帆乃は期待からゾクゾクしてしまう。ナカの蠢 きは理玖を誘うようで、覚えていた帆乃の1番敏感な場所をすぐに刺激する。
「や、やら…んぁ、んんー…っ」
「痛くない?」
「ん、だい…じょ……あぁっ!」
「気持ちい?」
「はぁ、あ、あ…っ…きもち……もっとぉ…」
(やだ、こんなの恥ずかしいのに……)
帆乃の自制心は奥の奥に閉じ込められて本能のままに理玖を求めて腰を動かしてしまう。
カウパーが流れてきて、ローションは不要なくらいにトロトロになる帆乃は簡単に3本の指を受け入れた。
帆乃を絆す要領を得た理玖は、1秒でも早く帆乃とひとつになりたくて前戯をする速度が上がる。帆乃の先端から白濁がこぼれ始めた。
「帆乃くん、もう挿れるから…」
コンドームを着けるため上半身を起こそうとすると帆乃は「いやっ」と咄嗟に理玖の肩を掴んだ。
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