71 / 437
┈┈┈┈❁⃘┈┈┈┈
いつの間にか忘れていた。
中学最後に誓った決意も、
泣きながら下した決断も
周りを気にしていたつもりが、どこか無防備になっていたのかもしれない
だって、楽しかったから 嬉しかったから…
風隼さんにひろさんに……河木くんに
少しでも近づけたような気がして
馬鹿だよね、雑草は向日葵に近づけるはずないのに…交わってはいけないのに
過去に戻っていたような気になっていた。
もう1度…少しだけって…
甘えた考えが心を支配仕掛けていた
そんな自分に神が怒ったんだ。
お前は何を言っている…お前はひとりだって
今日のことは神からのバツ
誰も間違ったことは言っていない…
間違っているのは僕の方だ。
自分の立場を弁えてなかった、自分へのバツ
それは、思ったよりも辛く、痛いものだった。
ともだちにシェアしよう!