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(冬麻side) 僕は今、学校の外にいる。 「え、ごめん…言っといてなんだけど、本当にいいの?」 隣に立つ河木くんはずっとそんな事を僕に聞くばかりだった。 (……なんでだろう) なんで学校をサボることを承諾したのか…自分でも分からない。高校に入ってからどころか、サボるなど今まで1度もなかった。 (少しだけ憧れてはいたけど…) 成績や内申を優先してしまい、憧れから進んだことは無い。 今日はなんだか、授業や学校から逃げ出したい気分だった。 それもこれも、河木くんと今日半日一緒にいたからかもしれない。 (サボり癖だけは付けないようにしないと…) 自分の中でそう釘をさしながら、心配そうに見つめる河木くんに「大丈夫です」と答えた。 「俺さぁ、羽野とファミレス寄りたい」 「…え?」 河木くんの発言に声を漏らしてしまう。 「だって、陽斗とは行ったんだろ?寄り道で、俺も羽野とそういう感じのことしたい」 そ、そういう感じのって…… 僕としたって楽しくないだろうし、そんなこと風隼さんやひろさんといつでも出来るだろう… (本当、わかんない…) 心の中でそう呟きながらひろさんと行ったファミレスの中に河木くんと入っていった。

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