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結局、つっきーが作った唐揚げもパエリアも見映えによらず、びっくりするほど美味しくて、ペロッと平らげた。
中でもつっきーが作ったミートスパゲティは絶品で、もうお母さんの作ったスパゲティ食べられない
………絶対言えないけど…
とっきーなんか目をキラキラさせちゃって、可愛いんだよ!?ピュアさこの上ない…
眼鏡でホントか分かんないけどね?(笑)
「はぁぁ…お腹いっぱい!」
「やっとお腹いっぱいになったのかよ…」
そう言うれんれんは草食すぎ!!
男たるもの食べなきゃ!!!強くなれないよ!?
「また、パエリア作ってね?」
…逆にりょーやんがこんなに食べるとは思わなかったけど…
「あ、…お、美味しかった…」
りょーやんの言葉に苦笑いしてたつっきーが、とっきーにニコッと微笑む。
「良かった、羽野に喜んで貰えて」
うーん、やっぱ甘々だぁ…
普通のこと言ってるだけ何だろうけど…ものすっごく甘く感じるのは…なぜ!?
「あ、そだ」
りょーやんは突然そう言うと、大きめのリュックの中身をガサゴソと探り出す。
何だろうと思い、俺も他三人も黙って見ていると、
「はい」
リュックいっぱいになる様なキャンバスをとっきーに渡す。
「…うわぁぁ」
とっきーが裏向けるとそこには、花畑の絵が描かれていた。
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