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┈┈┈┈❁⃘┈┈┈┈
(陽斗side)
「れ、れんれん!」
「なに?」
「…いいの?」
「なにが」
な、何がって…
「な、夏喜のこと…」
俺の言葉にれんれんは「はぁ」と大きくため息をつき
「あのねぇ、今回のこと…誰が一番悪い?」
「そ、それは…「夏喜でしょ?」
れんれんに強く言われた。
思わず素直にコクリと縦に首を振ると、それに続けて「なら、分かるよね?」と押し通すれんれん。
(…わ、分かるし、明らかにつっきーが悪いんだけど…)
このままじゃ、つっきーもとっきーも報われないよ?
「なに?まだ気に食わない?」
「へ?」
ギロりと睨みつけるれんれんに思わず肩が強ばる。
「ん?」
「…な、何も…ない…です」
半ば強引にそう言わされると、れんれんはニコッと笑い
「そうだよね?ひろくんはお人好しだけど…良い人悪い人見分けられるもんね」
(…うっ)
何だか…最後に釘を刺された気分。
(…ごめん!つっきー!!)
今回ばかりは、れんれんどうしようも出来ないかも…
「今日は夏喜抜きで帰ろうね?」
「へぇ!?」
「…なに?」
「な、…何もない…です」
……ごめん!!!つっきー!!!!
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