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ピロンッ タイミング良く、部屋に鳴り響いたメッセージを知らせる音。 ビックリしてスマホを開けると 「か、河木…くん」 先程送ったばかりのメッセージに返信が返ってきていた。 「え?もう返ってきたの!?」 あまりの速さに涼は目を見開けながら僕のスマホを覗き込む。 「う、うん…」 「うわぁ…流石、つっきー……」 マメな人なんだろうか、朝っぱらなのに返してくれるなんて嬉しいな… なんて思いながらトーク画面を開くと 『もちろん!大丈夫だよ』 11時にいつもの公園に来て欲しいと送ったメッセージに対して、承諾を示す言葉。 そして… 『てか、羽野とメッセージ交換したかったからめっちゃ嬉しい』 の文字。 (やばい…嬉しい……) また、足をバタバタさせたい思いをグッと堪えて、嬉しさを噛み締めていると 「…あっま」 僕と対照に若干引き気味の涼の姿が目に入った。 「あ、甘い?」 「激甘すぎて、…珈琲ほしくなる」 呆れ顔の涼はそう言うと、そのまま再び台所に入り 「洗い物しとくから、行く準備でもやっとけ」 そう、キツい口調で優しい言葉をかけてくれた。 「あ、ありがとう」 ホント、涼には感謝しかない。 「どういたしましてー」 台所から無愛想にそう返す言葉に頬が緩みながら、僕は身だしなみ等の準備を始めた。

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