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第五章・5
幼い、無垢な輪。
そんな彼に、口での奉仕を強いている
清いものを穢し、堕とすことは悪魔にとっては至上の歓びだ。
輪は、ここに存在するだけで、比呂士を楽しませる対象とまでなった。
「ん、あぅ。はぁ、はぁ、んぁ。んんぁ……」
「私のものを愛しているうちに、欲情してきたか」
「そんなんじゃ、ありません……ッ」
何とも説得力のない返事だ。
昼間からいやらしい動画をさんざん見続け、加えて自分で実践している。
さらに逞しい比呂士のペニスを見ていると、昨夜の快楽が嫌でも思い出される。
もう、輪の体は疼いて仕方がなくなっているのだ。
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