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第五章・8

 天界の眷属にしては、セックスへの柔軟性が高い。 「せんせ、い。早く、ちょうだい……。お願い……」  平素の時の凛々しいまなざしはどこへやら、輪の瞳は悦楽に眩みきっている。 「おねだりを覚えたか。いいだろう、ご褒美だ」  比呂士は輪の最奥まで貫き通し、大量の精を放った。 「んあぁああ! あ、あぁ、あ!」  高らかに、輪の嬌声が響く。  彼ももう一度精を吐き、身を痙攣させながら荒い呼吸を整え始めた。 「んぅ。あ、はぁ、あ。ふぅ、はぁ、あぁ……」  比呂士が引き抜くと、輪の後膣から収まり切れなかった体液がとろりと流れ出た。 「悦かったか?」 「はい……」

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