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第七章・14
「ッぐ! んぅ、うぅ! あぁ!」
挿入の衝撃は、想像以上に強かった。
まだ充分に慣れていないところに、挿れられたのだ。
快感は程遠く、ただ痛く苦しかった。
「何だか、イヤそう」
「もっと悦い声で啼けよな」
「じゃあ、スイッチ入れる?」
はぁはぁと口で息をする輪に突っ込まれたバイブの電源が、入れられた。
「は、あぁ!」
ヤだ。
何、これ。
お腹の内、ぐねぐね動いて……ッ!
「ひあぁ! ヤ、あぁあ! イヤ、いやぁ! あぁあ!」
暴れようにも、体は押さえ込まれているので動けない。
ダメ!
このままじゃ、おかしくなっちゃう!
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