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第七章・16
「あ、ヤぁ……んッ。はぁ、はぁ、あぁ。んあぁ……ッ」
輪は我を忘れて、甘い声を上げるようになっていた。
「おぉお、ノッて来た、ノッて来た!」
「すっげぇ、エロい」
バイブを挿れられ乱れる輪をオカズに、少年たちは自慰に耽っている。
もちろん輪自身にハメた方が悦いに決まっているのだが、この淫らな光景を消してしまうのも惜しかったのだ。
「んぁ! やっ、やッ、ダメぇえ!」
大きな波がせり上がってきた。
「あぁああ!」
背を反らせ、輪はついに精を放ってしまった。
「うぅ、う。ぁあ、はぁ、はぁ、あぁ……」
達してしまった後に降りてくるのは、耐えがたい羞恥。
(僕……、僕ったら、何てことを!)
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