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第十一章・10

「どうだ? これくらいでいいか?」 「あ、ぁん。ヤ、だぁ……。もっと、もっと奥までぇ……ッ」  ずっ、ずずっ、とヴェルフェルが腰を進めると、その分先端の固い部分が奥へ奥へと挿入ってゆく。 「ひぁッ! あぁあん!」  もう!  魔界に来てから、比呂士先生のもの、長くなった気がする!  そして、螺旋を描くように腹の中をこねくり回されるのでたまらない。  リンは、泣きじゃくって許しを請うた。 「ぃやあ! それは、それはダメぇえ! お、おかしくなっちゃうぅ!」  脳が沸く。  火花が散る。  ぞくぞくと、快感が全身を走る。 「んぁああんッ!」  リンの、温かな精が飛んだ。

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