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休日2

圭吾は俺の腕をしっかりと押さえた。どうやら冗談ではなく本気らしい。足を可能な限りバタつかせたが江藤は平然とズボンのベルトを外し始めた。私服はかなりラフだったため、簡単に脱げていってしまう。俺は助けを求めるように圭吾に目を向けた。圭吾は助ける素振りを少しも見せない。伊野に至ってはこちらを見ていなかった。べットに寝転がり、雑誌を読んでいたのだ。 「っ…嫌だ!離、せ…!!」 「抵抗してんじゃねーよ。まあ、もう手遅れだけど。」 そう言うと江藤は一気にズボンと下着を脱がせてしまった。俺の下半身が露わになり、上半身はシャツが脱がされ両腕に絡まった状態で拘束が強くなった。ほぼ全裸に近い状態で全身を観察されるのは嫌悪感でいっぱいだった。 「肌白いし、すべすべ。その辺の女より綺麗。」 「や、やだ…っ、圭吾も、こんなの冗談だ、ろ?」 圭吾は何も答えない。すると、江藤は胸の突起を触りだした。最初は何も感じなかったが、擦ったり、押し潰してるうちに主張しはじめ、次第に俺の体が反応し始めた。片方じゃ寂しいでしょ、と圭吾は反対の方を触り始めた。 「や、あ…ぁっ!」 「キモチイイ?じゃあ、次はここ弄ってあげるー。」 江藤はニッコリと笑って俺自身をやわやわと擦り始める。乾いているため、滑りが悪く痛みが走った。それに気が付き、圭吾は江藤にローションの容器を手渡した。江藤は迷うことなく、ローションを陰茎に垂らす。温度差で小さく悲鳴を上げたが、すぐに体温と馴染んだ。滑りがよくなり快楽を得るようになると次第に精液が溢れ出して、部屋に卑猥な水音が響き始めた。 「あ、ふっ…んん!」 他人に触られた事がない場所は少しの事でビクビクと反応してしまう。江藤は俺の反応を見て笑むと、尿道口をグリグリと爪で刺激しはじめた。あまりの刺激の強さに背筋が反った。しかも、圭吾には未だに胸を触られていて、しつこく触られた乳首は真っ赤に充血している。 「あっ、あああ!!やだっ…!!イっちゃ…うっ、から!」 「うわ、エロ…っ。坂下エロすぎ…そんなにイきたいなら、イってもいいよ?」 江藤の言葉と同時に俺は白濁を吐き出してしまった。脱力感で俺は魂が抜けたようにぼんやりとしていると、圭吾は俺をうつ伏せにした。目の前には圭吾のものがあって、俺は目を丸くした。 「今度は俺を気持ち良くさせる番だ。ほら、舐めろよ。」 「あ、宮田ズルいー!!」 俺に拒否権はない。圭吾から何とも言えない威圧感を感じて、俺は恐る恐る圭吾の物を口に含んだ。これで2回目だけれど未だに慣れない匂いだ。 「ん、ん…。」 青臭くて気持ち悪い。 吐き気がする。けど、俺は必死に舌を動かして、圭吾のモノを慰めた。口の中で徐々に大きくなるのがわかる。その時だった、尻穴に違和感を感じ、俺は舌を動かす事をやめた。 「ふぁ…に?」 目線を後ろにやる事は出来ないが、江藤が俺の尻の前で何かをしているのは確実で。 妙な圧迫感を感じてくぐもった声を漏らした。見えない行為であったが少ない知識で思い当たる行為があった。 「坂下のココ、痛いくらい指を締め付けてくるね…。もう一本いれるけど、痛かったらごめんねー。」 「んん…っ!!!」 そう言うと、鋭い痛みが下半身を襲った。そして、痛みが残ったまま江藤は指を円を書くように動かし始めた。江藤はこちらを気にせず多少強引に動かそうとする。 「痛ぁっ…や、だ…っん!」 「こっちにも、集中。」 圭吾は再び口の中に突っ込む。噛まないように口を開けるのが精一杯。江藤は気にする事なく、指を不規則に動かし続けた。そして、江藤の指がある一点を擦ると一際、大きく体がはねた。 「ココがキモチイイの?」 江藤は遊ぶかのように何度もそこを弄んだ。そして、3本目の指を挿入された時だった。圭吾が俺の名前を呼んで、俺が上を向いた瞬間、熱い物を顔にかけられた。 白い液体が俺の顔を汚して――。

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