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※煽られるままに抱かせてください。
鍵を開け玄関に雪崩れこむ。と、同時に抱き竦められ唇を重ねられた。
すぐに割り込んできた舌に自分の舌を絡め顎を流れる唾液にぞくりと身体が震えた。
いつになく性急な侑司の舌での愛撫に合わせた唇の隙間から声と吐息が漏れた。
掛衿から侑司の手がするりと入れられる。
「ちょ、ここで?」
「我慢しなくていいって言いましたよね」
もう既に欲情しきった声とともに侑司の手が腹から胸を撫で上げる。
「で、も、ローションが」
上前をはだけさせ侑司の手が裾を持ち上げる。
下着をずり下ろしながら身体が反転させられた。
その勢いにドアに手をついた俺が侑司を振り返ると、床に膝を付き後ろの裾を持ち上げ臀部に舌を這わせながら侑司が目を上げる。
「俺が濡らします。今日は何も我慢しない」
臀部を開くように両手が尻肉を掴み、谷間に濡れた感触がする。
ぞわりと鳥肌がたつような感覚に唇を噛んでも吐息だけじゃなく声までも漏れた。
段々と尻を突き出すような姿勢になっていることに気づいた時には侑司の指がゆっくりと入ってきていた。
「ん、ぁ、侑司…」
「遥さん…エロくて綺麗です」
もうすっかり床に座り込んだ侑司が座ったままドアに背中を預ける。
そうしてから俺の左脚を持ち上げ侑司の身体を跨がせる。
下から俺を見上げながら尖端から蜜を垂れ流している性器を根本から舐め上げた。
「あっ、一緒にしたら、やっ」
「イッていいですよ…」
侑司が尖端からゆっくりと口の中に迎え入れる。熱い舌にねっとりと舐められしゃぶられるとそれだけで達しそうに腰も脚も震える。
後ろを解す指の動き、括れや裏筋を舐め這う舌、下から欲情した目で俺を見つめる侑司。
「あっ、侑司、ゆ、じっ」
じゅっと強く吸われた瞬間目の中に光が散った。
「あっ………」
吐き出す快感にドアに縋りつくように震えながらも達した。
侑司の手が労るように太腿を撫でる。
侑司は俺の下から出ると手のひらに口で受け止めた俺の精をたらりと溢した。
「最後までここで…いいですか」
震える脚に蕩けそうな腰、背中を預けられるベッドに、せめてソファに行きたい。
そう思うのに口が動かない。
はだけた浴衣から覗く胸、割れた腹。そこに流れる汗。
臀部と中に精液を塗り付け、裾を割り下着を下げ手に残る粘液を既に濡れそぼる性器に絡めるように塗る手。唾液と精液で濡れた口元を赤い舌が出てきて舐めとるのを見ながら俺は頷いていた。
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