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※俺はあなたに酔いっぱなしです。
「んっ、ふぅ…」
深く長く続くキスの合間に遥さんの甘えるような声が漏れ、荒くなる息が互いの頬を擽る。
絶えず響く水音と遥さんの微かな甘い声。
飽きることなく遥さんの舌を噛み吸い続ける俺の肩を遥さんがそっと押した。
「動くなって言ったのに…」
顎を伝う唾液を舌を伸ばして舐め取ると遥さんがふはっと笑う。
「縛るぞ?」
「いいですよ?」
二人顔を見合わせ、暫くの沈黙の後噴き出した。
「即答するなよ」
「遥さんにだったら何されてもいいです」
遥さんの腕が首に巻き付く。
ぎゅっと強く抱き着かれ、遥さんの熱い吐息が首筋をも熱くする。
「ちゃんと……覚えてろよ、自分が言ったこと」
囁くように言った声は明らかにさっきより欲情していた。
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