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※俺はあなたに酔いっぱなしです。

スエットが下着と共にずるっと下げられる。 跳ねるように勢いよく出てきた性器を見た遥さんがごくっと唾液を飲み込む音が聞こえた。 もう既に先走りが幾つも跡を残しながら根本まで流れているのを目を伏せた遥さんが舌を纏わり付かせながら舐め取る。 閉じた目を開け俺を見上げ、また目を伏せて舌を使う。 括れに愛しそうにキスをした遥さんが尖端からゆっくりと俺のを口の中に迎え入れた。 「……っ」 溶けそうなほど熱く濡れた口の中、ゆっくりと俺の様子を見上げる遥さんの視線。 一旦根本まで咥え込んだ性器がじゅるりと音を立てながら徐々に出される。 「どんなのがいい…?」 唇で食みながら舌を這わせる。 「これがいい?」 また尖端から咥え込み喉の奥で締め付けられる。 舌を絡ませながら出されたそれは遥さんの唾液でさらに濡れ僅かな間にまた蜜を蓄えた。 「今の方がいい?」 ちゅ、と音を立てキスをしながら遥さんが聞く。 「どれも、いいです。すぐ……イきそうです」 俺の答えに遥さんがふはっと笑う。 「上手くなった?…………お前好みに」 「……はい」 動くなと言われたのに思わず手を伸ばしていた。 唾液の滴る顎を撫でると遥さんが頬を手のひらに擦り寄せた。 「じゃあ……ちゃんと全部飲ませて」 そう言った遥さんが根本から舐め上げそのまままた全てを口の中に入れた。 さっきまでとはまるで違う、口淫に思わず息を飲んだ。

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