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※いつまでも特別で。大人Ver.

「意地悪すんなよ、早く…」 「意地悪してないです!遥さんが変なこと言うからイキそうなんですって!」 自分の腰を後ろに動かすとゆっくりとまた広げられる感覚と壁を擦る熱い塊。 欲しい奥まであと少しのところで侑司が俺の腰を掴んで止めた。 「遥さん、ちょっと待って、待って」 「やだ、早く…何回してもいーから…欲しい」 「あーーーー、もうっ!」 その声と共に肌がぶつかり、直後侑司がぶるっと大きく震え中に出される感触。 「え、あっ、あっ」 痛いほど侑司の腕に抱き締められ射精が終わるまで項にちゅーを受けた。 「後悔しないで下さいね。……抱き潰します」 左脚が上げられ抱え込むようにされると侑司が抽出を始める。 出された精液が繋がりから床に零れるのが見えた。 「ゆーじ、待っ、ベッドが、いいっ」 「ん、腰がたたなくなったら連れてってあげます」 脚を抱え激しくぶつけられ中が抉るように擦られる。 脚はもうとっくに震えている。 額から汗が落ちる。 侑司から与えられる快感に身体を委ね、上がる声を堪えることなく喘いだ。 「あっ、ゆーじ、イク、も、イク」 「気持ち良い?遥さん」 「ん、いいっ、気持ち、良い、」 「はー…可愛い。イッていいですよ」 ここでしょ、と侑司が充てた奥。 開いた瞼に小さな光が散らばる。 息が止まり、眩さの中で感じるのは身体の奥に埋められた侑司の熱だけ。 突き上げるように激しく揺さぶられ精液が飛んだ。 達した俺を追い掛けるように侑司がさらに激しく動く。 痙攣するかのように震え続ける身体は侑司をちゃんと気持ちよくできてるのかな… 「ゆーじ、…気持ちい?」 侑司は答えなかった。 苦しそうに眉間にきつく皺を寄せ短い荒い息を繰り返しながら腰を打ち付け、そして震えた。 二度目の精液も熱い。 「あと何回、くれる?」 「えっ」 ずるりと抜け出た侑司が顔を上げる。 振り返った俺、呆ける侑司。 少しの沈黙の後二人ともが噴き出した。 「遥さん、好きです」 「俺も……大好き」 侑司が俺を横抱きに抱き上げ風呂場に連れて行く。 いつもは気恥ずかしさから無理にとる距離を、今日は両手を首に回し縋りついた。 せっかく洗った身体をそのままに風呂場で抱かれ。 一瞬落ち、目覚めたベッドの上でも撫で舐められ存分に高められた。 「ちゃんと、記憶に残る誕生日になった?」 もうぴくりとも動けない。 唯一動くのは口くらい。 少しも離されず、甘やかされ愛されたのは俺の方だ。 侑司の誕生日のお祝いだというのに。 「はい!もちろんです!」 心からの笑顔に俺の口元も緩む。 それならいっか。 この怠すぎる身体も腰やアソコの痛みもナシにしてやるよ。 「でも、エプロンは二度とつけないからな」 「えっ!」 慌てる侑司の鼻をのろのろと摘む。 「いつもの俺で………いーだろ」 「……はい」 俺もそのまま普通のお前が1番いい。 それだけで、特別なんだ。 いつでも、いつまでも特別。

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