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※いつものMerry Xmas。
細かく微かな喘ぎを洩らしながら震える身体をゆっくりと揺らす。
「ゆーじ、やだ、待って」
「していいって言ったでしょ?」
それに、さっきのやだも待っても本心じゃない。
俺が無理矢理、言うことを聞かないで無理を通した。
俺のせいにしていい、何もかも。
「あ、ゆーじ、出るっ」
「イク?いいですよ」
「やだやだっ、出る、待ってっ」
絡みつくそこは嫌なんて言ってない。
背中をソファに預け、遥さんの脚をさらに抱え、息をつく間も惜しむほど下から激しく突き上げた。
「遥さん、俺も…イッていい?」
「あっ、あ、」
「……遥」
「ひぁっ」
大きく揺れた身体と同時に握り潰されるように締め付けられる。
遥さんの腹に白濁の滑る液が飛んだ。
「イクっ」
「ゆー、じ、やぁ!」
力の入らなくなった身体を揺さぶり奥を抉る。収縮しながら絡みつく内壁を感じつつ堪えていた重たい下半身を解放した。
排出感に快感に震える。
心臓と同じように激しくどくんと吐き出す性器。
「あっ、ゆーじ…抜いて、」
「え?」
「早く、俺、もう…」
ふっと唇を震わせた遥さんの、くたりとした性器から透明な液が流れる。
「え、これ…」
遥さんが俺の首筋に顔を埋めた。
感じている最中のようにビクビクと反応しながら細かい甘い声が聞こえる。
「ごめん……ごめんなさい…」
ようやく止まった液。
濡れたラグ。
また泣き出した遥さん。
「だから、待ってって、言ったもん、ばがぁー」
変態かなと思ったことはあった。
自覚します。
遥さん限定で、俺は変態です。
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