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第11話

「でも、行こうか。花見」 「え?」 「せっかく誘ってくれたんだし、行こう。今から」 「いいんですか?」  勇気を出して、言ってみてよかった!  忍の胸は、はち切れんばかりに高鳴った。  憧れの、森先輩とお花見!  しかも、二人っきりで!  サインをもらった本を大切にバッグに収めると、忍は俊介に付いて廊下へ出た。

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