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尖らされた舌端に柔らかな亀裂をなぞられる。 「あ」 不要なくらい満遍なく潤い、もっと柔らかくなってきたところで、ゆっくりと貫かれていく。 「う、ぅ、ぅ、う」 ベッドに仰向けになった岬は枕に片頬を押しつけた。 制服の長袖シャツとアンクルソックスだけ身につけた状態で、両足を左右に抉じ開けられて。 余念のない舌姦を淫唇に施された。 粘膜の密集する窮屈な蜜壺入り口に細やかな刺激を連続して送り込まれた。 「ん~~……!」 深々と恥部に顔を埋めた志摩に舌の付け根まで捻じ込まれると独りでに腰が跳ねた。 「ん……っ……!」 刺激に忠実に屹立したペニスまでしごかれる。 すぐに射精しないよう、根元から中程にかけ、焦らすような速度で掌が上下した。 「も……ッいいから……早く……ッ……いい加減焦らすな!」 痺れを切らした岬は頭だけ起こして喧しく吠え立てた。 「どんだけ焦らせば気が済むんだよ! 俺のこと壊すつもりなんだろうが!」 セーターを脱いでワイシャツを腕捲りし、眼鏡をかけた志摩は平然とのたまう。 「記念すべき初夜なんだから、そう焦らない」 「ッ……今までの俺達の行為は何だったんだよ」 「本番は今日が初めてだろ」 そう。 とうとう初めての本番を目前に控え、期待と緊張でどうにかなりそうな岬は早いところ突入してほしかったのだが。 「慣らさないと」 志摩はいつにもまして時間をかけて丁寧な前戯に及んだ。 「あッ」 そっとクリトリスを啄まれて岬は全身をビクリと震わせる。 「ソコ、は……ッ……関係ねぇだろ……」 四方から舌を押しつけられ、丹念に舐め回され、あっという間にびしょ濡れにされた。 「ううん。ココをいぢるとコッチが洪水みたいに濡れるから、関係ないことはない」 「ッ……いちいち、詳しく、説明すんなッ……ぁ……ぅ……ッ」 「濡れれば濡れるほど挿入が潤滑にいくから、まだまだ我慢して」 「まだまだ、って……ッ……ん、ん、ん……!」 双球の陰でコリコリと膨れてきた肉芽にしつこく口づけられて岬は仰け反った。 「だ、め……ッ……いく……ッ……」 「ん……いいよ、いって」 「あぅッ、ッ……んな、引っ張ん、なぁ……ッ、ッ、ああッ、もぉ……!」 怒ったような、今にも泣き出しそうな顔で、ヤンキー淫魔は達した。 志摩の掌の内側でペニスを張り詰めさせ、射精には至らず、ドライで最初の絶頂を迎えた。 「ッ……んんんッ……ッ……も、いったから……一旦離れろよ……ッ、おい、志摩センセェ……ッ……?」 岬の泣き言を志摩は無視した。 舌にさわる、ツンと芽吹いたクリトリスを唇に捕らえ続ける。 小まめに角度を変えては優しく舐め嬲った。 頻りに水音を立て、それはそれは過保護に、柔な性感帯をたっぷり可愛がった。 「だめだって、ば……ッ……このッ、どえろ淫魔ッ……!!」 岬は罵りながらもすんなり二度目の絶頂へ。 ペニスの頂きから透明なカウパーを溢れさせ、思いきり喉を反らし、淫唇に植えつけられる快感に平伏してオーガズムへと至った。

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