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「っ、そこ、やばぃ……っ」
止め処ない愛液に溺れた淫唇を爪弾かれて思わず唇を離し、弱音を吐けば、志摩にまた「可愛い」と真顔で言われて。
もう逆上する余地もない岬は。
大好きなクラスメートに希う。
「……俺がお前の専属セフレになるから、もう、他のセフレと会うんじゃねぇよ……」
志摩は満遍なく潤んだ吊り目を覗き込んだ。
「岬がいつでも俺の相手してくれるの」
びしょ濡れの肉芽をそっと摘ままれ、軽い電流でも流されたみたいに上下に跳ねた岬の腰。
「ぅっ、ぅっ、ぅっ……する……っ」
「一度に何回も? 連続で相手してくれる?」
「っ……する……だ……だから……」
「だから? なに?」
クリトリスの表面を中指の腹で器用にコスコスとしごかれ、微痙攣が止まらない厚腰を空中で浮かせっぱなしにして、岬は。
「……志摩の髪、触らせろ……」
思い切って告げた。
告げられた志摩は思わず喉を波打たせた。
まるで極上の獲物を前にして空腹が頂点を迎えたケダモノみたいに。
「……あ」
握っていた岬の手を自分の頭へ導き、褐色の指を黒髪に潜らせた。
「いいよ、ほら、好きなだけ触って」
癖のないサラサラした手触り。
岬は改めて頬を紅潮させる。
「もっと触って、お前の好きにして」
そう言って、志摩は欲望を煽ってやまない唇にまた深々と口づけた。
「俺も。俺の何もかも、岬にあげる」
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