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同性でこんなに惹かれるなんて……。
俺はどうかしている……。
エッチが上手い上に、勉強もできてスポーツも万能で、その上見た目も極上のイケメンで金持ちだ。
無敵じゃねーか……。
そんな奴にこれほどアピられて、欲を煽られて、誰も拒否できるわけがない……、俺は思わず静月を抱きしめた。
今の俺にはそれが……、静月が必要で……、その後ろに見え隠れする潤の気配や、後ろめたさを押しやることで、唇も脚も従順に開いて静月を求めようとした。
そして当然のごとく、静月が満足そうに俺を見て微笑む。
ああ……その顔が好きだ。
元々この外見に恋したようなものだからな……。
恐いものなど無いような無敵で自信満々の笑顔、そして俺だけしか見ていないというような、思わせぶりな顔……、例えそうでなくても今静月が俺を求めてくれるのなら、このまま流されたい……、ゲスを承知で本気でそう思う、今の俺は静月じゃないと癒されない。
そして、俺はやっぱり静月が好きだ……。
そう自分自身が最低な奴だと自覚した途端、俺の息子ちゃんに違和感が発した。
う……。
勃起し始めた息子ちゃんに、締め付けによるビスが当たり始めたのだ……、い……痛い。
「静月……これ取って……」
俺はむずっと大きくなって痛みを伴い始めた自分の息子ちゃんを、気休めに握りながら静月に訴えた。
「ダメだよ」
「え、痛いんだけど……」
「俺以外の奴におっ勃てた罰」
「えぇぇ……憶えて……無いし!」
静月は笑顔を零すと、俺の文句に蓋をするようにキスしてきた。
ん……ぁ……ちくしょう、もう自分がゲス野郎だと自覚したら恐いものは無い、身体の芯までズキズキ疼くような甘いキスを堪能し始めると、すぐそれに酔いそうになる。
こんなんで騙されないぞ……、いや、騙されるわけない、時折襲うこの痛みが現実に引き戻すから……。
それが良いことなのか悪い事なのか、判断さえも狂わせる。
「な……静月、外して……」
「だーめ、少しは反省してもらわないとね」
そう言って、静月は枕元に置いてあったリモコンのような装置を取り出すと、スイッチを入れたと思ったら、次の瞬間俺の中で何かが蠢いた。
え!?
ええーーーっ、うわっぁぁぁぁ!!!
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