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「涙目の葵って最高、もっと苛めたくなる」
「うっ……せ……ぇ……」
あぁぁぁぁ……、そう言い終わらないうちに乳首を舐められ、反応した身体がエビぞりになる。
ぐはっ……、嫌になるほど素直な俺の身体……、いちいち反応するのが情けない……。
でも確かに気持ち良すぎる……、静月の舌はヘロヘロ舐めてはチュっと吸い上げて、片方の手が乳首を揉みしだく……。
神様助けて、この快楽地獄から……。
「乳首開発も必要無いみたいだね、ここだけで十分イケそうだし」
そう言って、静月はカチッっと俺の乳首を噛みやがった!
「はっ……う……ぐぐ……っ、い……たっ……」
が、それは痛みと共に俺に興奮を齎した。
痛い……苦しい……でも気持ちいい……、それは摩訶不思議な極上の快感を俺に与えてくれた。
「さっきからイキっぱだよ葵、シーツをこんなに濡らしてエッチだね」
「死……ね、静月……!」
「まだ歯向かう余裕があるんだ」
静月は可笑しそうにクスリと笑い、そして俺の足を広げるとヒラリと肩に担いだ……。
生涯こんな恰好は誰にも見せられない、巷でイケメンと持て囃されてる俺が、恥ずかしい体位で静月に弄ばれているとか、正気に戻ると羞恥で軽く死ねるレベルだ。
俺のアソコからローションが垂れて腰を伝うのがわかった。
その中へ静月の猛った凶暴なモノが再びクチュリと挿入してくる。
「う……っ……」
ああ……この収まった感じが好きだ……、みっちりと俺を満たす質感が心地良い。
瞬く間に俺の息子ちゃんに熱が籠る。
なのに、静月は動きを止めたままだ。
な……に……?
俺は堪らなくなって催促をした。
「早……く、動け……よ……」
「ちょっと小休止」
はぁ?
「泣きそうな葵の顔を撮っとかないと」
再びスマホを手にした静月は俺の目の前にスマホを差し出した。
「ざけんな……てめぇ……」
「悪態つけないくらいガン掘りしてあげるから、腰が立たなくなっても泣くなよ」
見かけは優雅な王子だが、中身はほんとえげつないなこの男……。
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