11 / 141
第11話 R18
ベットの縁に座り、スエットの上から勃ち上がってるモノをスリスリ…擦る。
うぅ…気持ち良い~。
こりゃ~出すまで治らないな。
抱く女も男も事欠かないが……今は、芳村の事だけを考えたかった。
「よし! 久し振りにスルか‼︎」
尻を持ち上げスエットとパンツを一気にずり下ろし足首辺りに纏わせた。
近くにティッシュBOXを用意し、怒張してる俺のモノに手を掛けた。
随分ご無沙汰だった右手のお世話になろうと、本格的に扱くつもりだった。
「そうだ! おかずにアレ見るか」
片手で握り締め、もう片手にスマホを持ち操作した。
「これこれ! よし!」
スマホの画面には授業中にこっそりと、芳村の写メを撮っていた。
教科書片手に説明してる芳村の写真だった。
優し系だが1本筋が通ってるような凛とした佇まい。
顔も整ってるが、やっぱ目が凄~く良い。
ジッと見つめる目に吸い込まれるような、嘘はつけないと思わせ心の中が見透かれそうだ。
そんな印象的な目が笑うと、垂れ目になるのも可愛らしい。
「……芳村」
スマホの画面の芳村を思い小さく呟きピクピク…反応してる俺のモノをスリスリ…と、ゆっくり扱き始めた
くぅ~!
スリスリ…徐々に手の動きが速度を増す。
シュッシュッシュッ…ズリズリズリ…シュッシュッシュ…シコシコ…シコシコ…
先っぽから我慢汁が垂れ滑りが良くなり、更に手の動きが加速する。
「うぅ…芳村…ぁ…くっ…よしむ」
俺に抱かれたら…どんな顔で……はぁ…どんな声で……。
画面の芳村は真面目に授業をしてる教師の顔だが…セックスしてる時はどんな表情になるんだろう。
凛とした佇まいの芳村が髪を振り乱し火照った顔で、あの目が快感で潤み俺を見る…のか?
‘龍臣~、もっと…あぁ…激しくぅ…'
あの授業中に音読する心地良い声が一オクターブ高くなり、淫らな声に変わるのだろうか?
妄想がどんどん膨らむのに合わせて、俺の手も加速する。
シュッシュッシュッ…ズリズリズリ……ヌチャヌチャヌチャ…ズリズリズリ…シコシコ…シュッシュッシュ…
「あぁ…いい…ぁ…でる…くっ…ゆうき…あぁ」
漲る俺のモノが膨張し限界が近い。
1度手を離し、ティッシュを数枚取り先っぽに被せ鬼頭を重点に扱く。
「うっ…うう…くっ…よし…ぐっ…ゆうき…逝くぅ…んぐっ…うっ」
ドビュッと勢い良く出てドクンドクン…放出した。
ギュッと先っぽを握り残ってる白濁を全て出すようにシコシコ…シュッシュッ…
「はぁはぁはぁ…うっ…はぁはぁはぁ」
上半身がビクンビクン…と反応し、全力疾走したように脱力した。
「はぁはぁ…やっちまった…はぁはぁはぁ」
芳村をおかずに逝った事に、少しばかり後悔もしていた。
自覚はなかったが、今までは性的な目では見てなかった…はず⁉︎
これで芳村を見る目が性的な事を含め見てしまう。
人の目を真っ直ぐに見て凛とした芳村を穢したような気がする……1度やってしまったら、もう戻る事はできない‼︎
GW明けの学校に行くのが、少し憂鬱になった。
会いたい! 顔を見たい! 話しがしたい!
でも……芳村を前のようには見れない気がする。
今は抱きたい! 喘ぐ声を聞きたい!
俺の頭の中と体とが一致した時だった。
以前より尚更、芳村が欲しくなった‼︎
いや、俺の者にして独占したい‼︎
一生徒としてじゃなく、男として俺を見て欲しい‼︎
「くそぉ~まだ治んねぇ~」
1回出しただけでは治らず、芯をもつ俺のモノをどうするか?
連絡すれば相手してくれる女は何人か居る。
スマホの画面の芳村を見て……でも、芳村の事を考えると女を抱く気にもなれない…か。
はあ~。
溜息を吐き、取り敢えず出しっぱなしにしてた俺のモノを綺麗にティッシュで拭き、パンツとスエットを上げ他の事を考えて気を紛らす事にした。
スマホをテーブルに置き、ゴロッとベットに横たわりこれから芳村をどう落とすか?考えた。
男子校に数年勤務してるだけあって、男同士の恋愛は多少は知ってるはずだ。
そう言う点では偏見はないのかも知れないが、本人が男を恋愛対象とするか?は疑問だ。
彼女も居るし、世間的に考えても男を好きな奴の方が圧倒的に少ない。
確率は殆ど無いかも知れない。
難攻不落……だな。
でも……諦めたくねぇ~。
多少、強引でも……。
アピールが足りねぇ~か。
取り敢えず、俺を男と意識させないとな。
授業中に芳村の姿を見ると……裸にひん剥いて、俺の愛撫に喘ぐ芳村の姿を想像するかもしんねぇ~な。
授業中に、デカくするのだけは何とか避けねぇ~と。
芳村を性的な対象として、初めて認識した日だった。
ともだちにシェアしよう!