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第103話 R18
「んん…ふぁ~~……ん?」
目が覚めたら、抱いて寝てたはずの芳村の姿がない。
「……またか。いつになったら、ベットで一緒の朝を迎えられるんだ?」
朝、起きた時に俺の腕の中でスヤスヤ…寝てる芳村の姿を思い描いてただけに……落胆した。
時間を見ると昼前だった。
「寝過ぎか?こうしてらんねぇ~」
俺はベットから起き上がり寝室を出るとすげぇ~良い匂いがした。
キッチンの方から良い匂いと何か音がした。
「芳村」
「ん、起きた?」
キッチンに居る芳村は何やら作ってるようで、手を動かし声だけで返事が返ってくる。
ガチャガチャ…シャァシャァシャァ……
フライパンを動かし、コンロに向かってる芳村の背後から腰に手を回し抱きしめ肩から覗き込んだ
「芳村、おはよう。ん?何、作ってんの?」
「おはよう。やっと起きたのか?昼食にチャー飯作ってた。味噌汁代わりに、少しだけど蕎麦もある」
料理してるからなのか?
それとも昨日の今日で照れてるからなのか?
俺の顔を見ずに話す。
「俺、芳村の作るチャー飯好きだ。なあ、芳村~朝起きた時に隣に居て欲しかった。そんでベットで一緒の朝を迎えて、ちょっとイチャイチャしたかったなぁ~~」
俺は自分の希望を伝えると、芳村は頬を染め料理を作る手を止めずに話す。
「お前が起きるのを待ってたら、いつになるか解らないからな。もう昼前だぞ」
やっぱ照れてる?
可愛い~な。
「寝てたら起こせば良いじゃん。俺、芳村と一緒に朝を迎えたいんだって」
俺は芳村の耳元で囁くように話した。
「……解った。これから気を付ける」
ツンデレ⁉︎
頬を染め照れて俺を見ずに話す芳村は超可愛い~~んですけどー!
俺は堪らず背後から腰に回した腕で、ギュッと抱きしめた。
「体、大丈夫?どっか痛くないか?」
「……大丈夫。もう出来るから、シャワー浴びて来いよ。私は朝浴びたから」
「俺、昨日の夜に芳村がぶっ飛んだ後にシャワー浴びたからいい。一応、芳村の体もザッとだがタオルで拭いたし中も掻き出しておいたけど」
「か.海堂! お前な」
コンロの火を止め、やっと俺の顔を見た。
「やっとこっち向いたな。おはようのキスは?」
「はあ~~。それが目的?……恥ずかしい事言うなぁ」
チュッ!
少し背伸びし、俺の唇に可愛いキスを1つくれた
やっぱツンデレだ~~。
可愛い~~。
これはこれで良い~~かも。
朝ベットでイチャイチャも良いけど、こっちの方が芳村らしい。
そして直ぐに顔を元に戻し、料理を再開する為にコンロの火を点けようとする芳村の手を止めた。
「何?あとは仕上げだけだ」
俺は何も言わずに、芳村の顎を持ち顔を無理矢理俺の方に向けて深いキスを仕掛けた。
チュッチュッチュ…レロレロレロ…クチュクチュクチュ…ジュルジュルジュル……
朝から舌を絡め吸い付いた。
「んん……か…んむ」
チュッチュッチュ…一通り蹂躙し満足し唇を離した。
「はぁはぁ…海堂!……朝から…」
頬だけじゃなく目元まで薄ら赤くなり小さな抗議をした。
「朝とか昼とか関係ねぇ~し」
芳村の腰に兆しを示してる俺のモノを擦りつけた
この朝の状況と今のキスで少し反応してた。
スリスリスリ……
「海堂! 離れろ!」
「やだねぇ~。俺、その気になっちまった。芳村が可愛い~~所為だからな。責任取って貰う!」
「責任って! 私は何もしてないぞ。海堂が勝手に…」
「勝手に?んじゃ、勝手にさせて貰う!」
もう一度、芳村と唇を合わせ深いキスをし首筋に舌を這わせた。
「ん…や…」
俺は芳村の腰に俺のモノを擦りつけ、芳村のモノにも手を掛けた。
スリスリスリ…スリスリスリ……
俺のデカく硬くなったモノが芳村の腰に擦りつけ芳村のモノも俺の手で硬くなり始めた。
「芳村のも硬くなってんじゃん。スエットの前が張ってる」
「海堂が厭らしい手つきで…ぁ…触るから…ぁう…ん」
「このままじゃ苦しいだろ?」
「……ぁ…う…ん」
芳村の体の向きを変え、俺はチュッとキスし体を下にずらし跪き、芳村のスエットと下着を一気に下ろした。
プルン!
芳村の勃ち上がってるモノが勢い良く飛び出た。
「海堂‼︎ 何するんだ」
「ん?この体勢でする事って解るだろ?」
俺のする事を察して逃げようと腰を引く芳村の腰をがっちり掴み、俺は玉袋から竿にかけ下から舐め上げた。
「や…ん……海堂…ああ…だめ……朝から」
俺の髪を引っ張り止めさせようとする手を頭を振り手で退かす。
ペロペロペロ…ベチャペチャペチャ…チュパチュパチュパ……玉袋から鬼頭に掛け舐め上げ何度も往復した。
「やだって…ぁあ…ん…かんじ…るぅ…ん」
快感に弱いな。
気を良くし、竿や先っぽをレロレロ…舐め回した
先っぽからは我慢汁が溜まり垂れる前に吸い付いた。
「くっ…うぅ…ぁあ…いい…ぁん」
もう抵抗を止め、俺の頭に手を置くだけになり、喘ぎ声が漏れ腰を揺らし始めた。
「ん?催促かな?」
「ぁん…海堂…このままじゃ……あぁ」
「このままじゃって、何?」
ペロペロペロ…チュパチュパチュパ…ジュルジュルジュル……
「も……意地悪するな……咥えて…ね?お願い…だから……ぁん…うぅ」
「芳村からのお強請りなら喜んで」
舐め回してた口を先っぽから飲み込んでいき、唇で扱くように頭を振り舌を竿に這わした。
ジュボッジュボッジュボッ……ジュルジュルジュル…レロレロ…チュパチュパチュパ…
「ああぁ…いい…すご…いい…ぁん…ぁ」
俺の頭を押さえ腰を振り始めた。
俺は芳村の尻たぶを揉み、後孔にツプッと指先を入れ中の具合を確かめた。
「あっ…海堂…んん…や…ぁあ…いぃ…んむ…」
後孔は昨日の名残でまだ柔らかく1本ならスムーズに出し入れできた。
ジュボッジュボッジュボッ……チュパチュパチュパ…ジュルジュルジュル……
ズリズリズリ…ズブッズブッズブッ……
芳村のモノをフェラし後孔を解す。
腰を振り快感に喘ぐ芳村の痴態に、勃ち上がり始めてた俺のモノも漲り完勃ちし、スエットの中で硬くデカくなり外に出して欲しいと主張してたが先に芳村に快感を与えるのが優先と頭の振りを激しくし、わざとフェラしてる音を大きくし、その間に指の本数を増やし、しこりを掠め出し入れした。
「ああぁ…海堂…そこ…ぁあ…いぁ…いい…も…苦しい…ぁあ…出していい?…出したい」
レロレロ……チュパチュパ…ジュボッジュボッジュボッ…ジュルジュルジュル……
ズブッズブッズブッ……ズリズリズリ…ズリュズリュズリュ……
「だひぃていい」
激しくなる愛撫に、芳村も腰の振りを激しくし終わりが近い事が解る。
「ああぁ…海堂ぅ…出る…ぁあ…出る…ごめ…あああ…うっ…うっ」
激しく振ってた腰が止まり、俺の頭を引き寄せグッと腰を突き入れ、俺の咥内に白濁を放った。
ドクンドクン…ドクドク……
体を強張らせ俺の咥内に全て出し終わった芳村の白濁をゴクッゴクゴク……飲み込んだ。
「海堂!はぁはぁはぁ…飲んだのか?…はぁはぁ」
俺は口の中を見せて
「あ~~ん、飲んだ。ご馳走さん」
「はぁはぁはぁ…大丈夫か?…はぁはぁ」
「芳村の体から出たんだと思えば大丈夫。芳村の全てが愛おしいからな」
「はぁはぁ…バカ…はぁはぁ…でも…嬉しい」
目元が赤くなり、そっぽ向いて話す芳村はやっぱツンデレだ~~。
「…海堂のも……その…私もした方が良い?」
男のモノは咥えた事がない……ううん、そんな状況になるとは、これまで考えた事もなかったから当然だけど……自分だけ気持ち良くして貰って……海堂にもお返しするべきか?と思い……やった事はないが聞いてみた。
「嬉しいけど、無理するな。今日はいいよ。この次で良いよ。その気持ちだけで…ありがと」
芳村の気持ちは嬉しいが……芳村には、まだ無理だろう。
本音では咥えて欲しいのは山々だが……俺は次に進めたい!
早く、後孔に挿れたい‼︎
「……良いのか?………解った。私ばかり…ごめん。次には……」
まだ男のモノを咥えるのに抵抗があると、海堂は解ってくれてるんだろう。
海堂は優しいから……自分の快感より私の快感を優先してくれたんだ。
そう思ってた私は甘かった。
「俺はこっちで気持ちよくさせて貰うから、気にするな」
目を丸くし驚く芳村の顔を見て、俺はニヤっと笑った。
芳村の可愛さと健気で……そんな姿を見せられたら……忍耐が保たない。
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