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第139話 R18

「激しくなるが、着いてこいよ!」 先に宣言し、俺は芳村の返事も聞かずに芳村の腰を揺らし俺も腰を振った。 ズブッズブッズブッ……グヂュグヂュグヂュ…ズリュズリュ…ズンズンズン……ヌチャヌチャヌチャ……グッグッグッ…ズブッズブッズブッ… 「んあああ……海堂…海堂ぉ…んぁ…すごっ…くぅ…はげし」 「くっ…激しくなるって…言っただろ…うぅ…いい」 激しく揺れる体に堪らず芳村はベットのシーツを掴んで喘ぐ。 「うう…ぁん…いい…ぁあ…くっ…」 ベットから浮かした腰を掴み激しく腰を振り、後孔に出し入れするさまが妙に厭らしく興奮し、俺は足を踏ん張り更に腰の振りを激しくした。 「くぅ…いい…芳村の中が絡みつき締め付けてくる…たまんねー…うっ…気持ちいい~」 ズンズンズン…ズブッズブッズブッ…ヌチャヌチャヌチャ…ジュブジュブジュブ…… 「ぅあああ…海堂ぉ…ああ…も…だめ…逝きたい」 「解った! 俺ももう少しだ‼︎」 キュッキュッ…締め付けギュッと絡みつく粘膜が良い‼︎ すんげぇ~良い‼︎ ジュブジュブジュブ…ズンズンズン…ズリュズリュズリュ…グヂュグヂュグヂュ…ズンズンズン……ズブッズブッズブッ…… 「ぁああ…も…逝くぅ…逝く」 「俺も逝く‼︎ 芳…優希! 一緒に逝こう‼︎」 俺は終わりが近いと腰の振りを激しくしする。 ズブッズブッズブッ…ズリュズリュズリュ…ズンズンズン…ジュブジュブジュブ…… 最奥に突き上げたと同時に、芳村の揺れてた足が腰に絡め更に深く突き上げた。 ズンズンズン……ズン‼︎ 「んあああ…ぁあ…あぅ…うっ…うぅ」 芳村のモノから白濁がピュッピュッピュ…ドクドク…芳村の腹と胸に飛び散った。 芳村の逝った衝撃で後孔がギュッと締まりギュッギュッ…締め付けてきた。 俺は堪らず芳村の後孔にグッと突き上げ、白濁を芳村の最奥にビュシャッ…ビュッビュッ…ドクドクドク…放った。 「ああ…優希…優希…愛してる…うっ…ぐっ」 「海…龍臣……龍臣…」 芳村が初めて『龍臣』と呼んだ‼︎ 俺は出し切ったと思ったが、またビュッ…と最後に出た。 芳村の体を少しベットの中央にズリズリ押し腰を下ろし、その上に俺は覆い被さった。 「はぁはぁはぁ…すごっかった…はぁはぁ」 「はぁはぁ……すげぇ~良かった…はぁはぁはぁ」 荒い息が部屋に響く。 「はぁはぁ…海堂……はぁはぁはぁ」 俺の背中に手を回し撫でる。 「ふう~…はぁはぁ…なあ…また海堂に戻ってる!さっきは龍臣って言ったのによー。もう生徒でもねーし恋人なんだから名前で呼べよ。な、優希」 優希と言われて一瞬驚いた顔をしたが、直ぐに照れて目を逸らす。 「はぁはぁ…いきなりは無理だ……けど……龍…臣……で良いか?」 やっぱツンデレだ~~‼︎ 照れて目を逸らしちゃって…可愛い~んだよなぁ~! 「早く、呼ぶのに慣れてくれよ! 優希」 「解った……お前は照れ臭くないのか?」 逸らした顔に手を当て、こっちを向かせ顔を見て話す。 「俺?俺はずっと優希って呼びたかった。あのクリスマスの時からな。でも、学校で優希って無意識に呼んだらヤバいと思って卒業までは呼ぶのを我慢してた。俺もこれでも一応は考えてたんだからな」 俺の話しを聞いて芳村は微笑んだ。 「そうか、私の為に。ありがと」 「ま、優希と俺の為って所かな」 海堂はそう言ってるが、私の為だと解る。 本当に、そう言う所…優しいんだよな。 「海堂…1つ聞きたい事が…でもな、こんな事聞いても……」 どうしても気になるが聞かない方が良いのかも知れないとも考えて躊躇う。 聞かない方が幸せかも知れない…やっぱ止めよう 「優希! 海堂じゃねーだろ?今、言ったばっかじゃん。やり直し‼︎」 はあ?やり直し⁉︎ どっちが歳上か解んないじゃないか? 海堂が先生みたいで笑える。 「はい! すみません!……龍臣?」 「何だその疑問系?まあ、良いや。早く呼び慣れろよ。今度、海堂って言ったら返事しねーからなそんで、何?聞きたい事がって?」 海堂って言ったら無視か……気を付けよ。 「いや、やっぱいい‼︎ 下らない事だった」 「優希のそう言う所は直せよ。自己完結するのは止めろ。聞きたい事や言いたい事は何でも話せよ下らない事?下らないかどうかは聞いた俺が判断する事だ。で、何?」 確かに……海堂の言う通りだ。 歳上だからとか教師だからとか自分でもしっかりしなくちゃ!とか私が考えてやらなければ…と、勝手に考え過ぎてるのかも知れない。 だから、海堂の後継ぎの件も聞きもせずに勝手に考え思い込み……離れようとした。 あの時も悩まず考えこまずに聞いてみれば良かったんだ。 でも……今、聞こうとしてる事は本当に下らない事なんだけど……。 「考えても仕方ないじゃん。俺に聞かないと解んない事だろ?何?」 何を考えてる? 聞きたい事って? もう大丈夫だとは思うが……。 「あの…本当に、下らない事だぞ?」 「ああ、下らない事でも何でもいい。優希が聞きたいなら何でも聞いて良い。早く言え!」 「あの…海堂って……その……あんな所…舐めて平気なのか?………皆んなやってる事なのか?海堂も……その…やってたりしたのかなぁ~って」 あんな所、舐めて? ああ、そう言う事か。 芳村が言いたい事が解ったが、マジで下らない事で笑いそうになったが、聞いてる芳村は真剣なんだろうと思うと笑うのを我慢した。 他の奴にもやってるのか?と、妬き持ちも嬉しかった。 でも、誤解されたら堪らないと俺は正直に話す事にした。 「ああ、後孔を舐めた事?俺も初めて舐めた。今まではそんな所舐めようなんて思った事もなかったし頭にもなかった。でも、優希にはやってやりたかったし俺もしたかった! 汚いとか思わない…優希限定だけどな。優希以外は無理‼︎あとは……皆んなやってるのか?だっけ?他の奴のセックスは知らねー。愛がなきゃできない行為なんじゃねーの。俺の愛の深さが解った?」 俺の話す事を聞いて、芳村は目元と頬が赤く染まった。 照れてるらしい。 「そうか、ごめん下らない話で。ありがと、海堂」 「…………2回め。海堂って言ったの! やり直し‼︎」 「ごめん‼︎ ……龍臣……好きだよ」 「合格‼︎ 俺も好きだ‼︎」 顔を見合わせ……笑った。 これからもこうやってお互い言いたい事や聞きたい事を話し、一緒に悩み解決していくんだろうな そして最後には必ず2人で笑ってるんだ‼︎

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