97 / 193
第三章・38
「では、今夜もよろしいですか?」
「え、今夜?」
待て待て待て、と昴は両手を上げて激しく振った。
「ダメ! 無理! 毎日なんて、体が持たないよ。僕がいい、って言った日だけにして。ね!?」
「しかし」
「ダメ、絶対!」
(これは……尻に敷かれるかも)
そう暁斗は感じたが、まぁあんなに綺麗な尻になら、いくらでも敷かれてみせようと、これまた懲りずにスケベな事を考えていた。
今後、暁斗に散々啼かされる自分を、昴はまだ知らない。
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
97 / 193
ともだちにシェアしよう!