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第三章・38

「では、今夜もよろしいですか?」 「え、今夜?」  待て待て待て、と昴は両手を上げて激しく振った。 「ダメ! 無理! 毎日なんて、体が持たないよ。僕がいい、って言った日だけにして。ね!?」 「しかし」 「ダメ、絶対!」 (これは……尻に敷かれるかも)  そう暁斗は感じたが、まぁあんなに綺麗な尻になら、いくらでも敷かれてみせようと、これまた懲りずにスケベな事を考えていた。  今後、暁斗に散々啼かされる自分を、昴はまだ知らない。

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