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第四章・15
暁斗はいったん指を引き抜き、昴の脚を大きく開いた。
彼の左足の膝裏に手を当てて掲げ、ぐいと腰を浮かせる。
そしてあらわになった薄紅色の後膣に、彼自身の精をたっぷりとなすり込んだ。
まだ、俺しか知らない、昴様の菊蕾。
美しいその花弁を、精の絡んだ指先でそっとなぞった。
ぴくん、と跳ねる昴。
これからもたらされる、さらなる絶頂に備えている。期待に震え、啼いている。
初めて触れた時は、まだ硬い蕾だった昴様。
俺の手により拓かれて、今では大輪の花のように咲き誇る。
その美しさで、色香で、俺を捕らえて離さない。
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