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第七章・24

「……ぃ」 「ん?」 「暁斗が欲しい」  やられた、と暁斗は思った。  斜め上を行く、最高の答えだ。  いくらでもくれてやる。  そんな心地で、夢中で腰を穿った。  あぁ、昴様。いつもあなたは、新鮮な何かを俺の前に広げて見せるのですね。 「あぁ! あぁッ、あぁッ、暁斗!」 「はぁ、はッ、はッ、昴様、出ますよ」

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