2 / 7

【監禁され中 嫉妬】蒼が真冬にフェラ、空イキ射精管理 (真冬ver)

「…ひ…っ、」 その感触が足の付け根に触れた瞬間、寒気がして必死に身体を捩る。 手足の鎖がガチャガチャと煩い音を立てた。 「…っや、やだ…っ、いやだ…っ」 「あー、かわいすぎる」 脚の間に蒼が顔を埋めていて、それだけで嫌なのに、蒼の顔がだんだん脚の付け根に寄ってくるのを感じて身震いする。 最早条件反射に反応して勃起している性器が、自分でも下着越しにわかる。 それを蒼にじっと見られて、頬が熱くなった。 すぐにでもこんな状況から逃れたい。 「ふ…」 「ひぅ…っ」 その反応している部分に、わざと下着越しに息を吹きかけられた。 ただでさえ勃起してたソコがぴくんと否応なしに、それだけで硬くなっていくのを感じる。 早く離れて欲しい。 「そんな、ところ…、顔近づけな…っ」 「あの男には許したのに?」 「だって、あれは無理矢理で、」 どうしようもなかった、という言葉を飲む込む。 今更その話をぶり返したってしょうがない。 ”あの男”というのが何を示しているのかわかる。 光景が鮮明に頭の中に思い描かれて、俯いた。 俺だってされたくてされたわけじゃない。 「咥えられて、舐められて、まーくんはすっっごーーく気持ちよさそうに喘いでたのに?」 「…っ」 嫌味っぽく、ムッとしたすごく不機嫌な表情で言われて、思わず頬が熱くなる。 そうだ。…いつの間にか部屋に監視カメラがつけられていて、蒼にそれを見られたんだっけ。 あの光景をそのまま見られたのかと思うと居たたまれない。 …確かに、変な声は出した。 気持ちよかった…とは思う。 …でも、蒼になんでここまで言われなくちゃならないんだ。 珍しく上目遣いで見上げられて、その破壊力にごくんと唾を飲み込む。 「あいつは良くて、俺は嫌なの?」 「…そういうわけじゃ、」 そこまで言って、蒼の言いたいことが分かって青ざめる。 (まさか…) 咥えるとか言う気じゃない…だろうな。 いや、そうじゃないと信じたい。 …というか、両方嫌に決まってる。 知らない男に咥えられるのも、ましてや友達に咥えられるなんて尚更嫌だ。 「あいつがまーくんの最初で最後なんて嫌だ」 「何言って、」 子どもみたいな拗ねた口調でそうぶっきらぼうに吐き捨てる蒼に、なんなんだと呆れて言い返そうとした瞬間。 「…て、え…っ、ちょっと、何…っ…」 手首をいきなり掴まれる。 何をするのかと思えば両手首を手首から伸びた鎖で、一つに纏められて縛られた。 両腕が上になるまで鎖を短くされて、いつもなら余裕のある鎖の長さが最小限になる。 手を動かそうにも少しも動かない。 血の気が引く。 こういうことをされるときは、嫌なことしかないって嫌なほど身に染みている。 「…っ離して…ッ、蒼…っ」 「俺のしたいようにさせてくれたら、すぐ終わるから」 なんだそれ。 …ってことは、蒼の気が済むまでやるってことじゃないか。 不機嫌そうなオーラを隠しもしないで、彼は俺の浴衣をまくって下着をずらした。 むきだしになった性器がひんやりとした外気に触れる感触。 「…う、ぅ゛…っ、」 「あはは。硬くなった」 手が俺の性器に触れて軽く擦る。 そうされるだけで身震いして小さく声を漏らしていれば、その綺麗な顔がそこに近づいていくのが見えた。 …嘘、だろ。

ともだちにシェアしよう!