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※ え、またこの展開!?2

そのまま唇から首筋、鎖骨からへと徐々に下がってきた嵐ちゃんが、ふっと笑ったかと思うと勢いよく俺の胸へとしゃぶりつく。 「んぁぁあぁっ」 手とは違うその粘膜での刺激に思わず仰け反る。しかも初めから俺の気持ちいい所を遠慮なくがつがつと攻められ身体が跳ねる。 「あっ、まって、ぁ、あ、なにっ、なんかクるっ、・・・っっ!!」 ガリっと立ち上がった先端を軽く噛まれた瞬間、駆け登るような快感が走り激しく身体がビクっビクっと跳ねた。 「はぁ、はぁ、、んぁ、なに今、俺、、イった?」 え、俺乳首だけでイっちゃった?下半身からは何も出ていないが、今の全身を駆け巡るような刺激は、男の時に経験のあるドライでイった時と似ていた。痺れるような余韻の残るこのイき方は気持ち良すぎて、まずい。 困惑気味の俺を落ち着けるためか大きな手が優しく頭を撫でてくる。密着した身体が熱く、まだ触られていないのに腹の底が疼くのは気のせいだろうか。 「指入れるぞ」 「ぇ、あ、待って、んんっ」 まだ心の準備が! 俺の制止など関係無く、一度イったことで更に濡れたそこは、嵐ちゃんの太くて長い指を簡単に受け入れる。十分過ぎるくらいに濡れているからか痛みは無く、ただ、気持ち良くもない。 「ぅ"う"~・・・なんか変な感じ」 「すぐに慣れるさ」 そこが馴染んできたタイミングでゆっくりと出し入れするように動かされる。・・・初めは違和感だけだったのに、何だか少しムズムズとしてきた。一度抜かれた指が本数を増やして再び中に入り込む。 「っっ!あっ、だめっ、そこ・・・ひゃっ」 「ここか」 不意に嵐ちゃんがくいっと指を曲げ腹側の壁を擦ると、先程まで違和感しか無かったはずなのに急に強い刺激が走った。そのままそこが気持ちの良い場所だと教え込むように何度も擦られる。 「ゃあっ、らんちゃ、、ぁあっん」 「ん、気持ち良いな」 「ぁッきもちぃっ」 いい子、と言ってちゅっとおでこにキスを落とすのが嬉しくて、中に入った指をつい締め付けてしまう。 「もっと気持ち良くしてやるよ」 そう言うと指を中に入れたまま嵐ちゃんの身体が下へと下がって行く。そして大きく広げられた脚の間へと入り込んで行き・・・ 「、っゃあぁぁあぁぁあっ」 指を入れている穴の上についた突起、クリトリスを舐めた。強過ぎる刺激に暴れる俺の身体を片腕で簡単に抱きとめ、何度も往復するように敏感なそこを舐める。しかもその間も中に入った手は動かして続けてて・・・。 「も、だめ、死ぬ・・・」 「死なない死なない」 いや、本当に危なかった。そのまま二回イかされ、もう少しで意識も何処かに逝くとこだった。笑えない。 しかも俺は既に四回もイっているけど、嵐ちゃんはまず寝ていた時のスウェットすら脱いでいない。けど、その下では元気に自己主張しているわけで。 ・・・このまま終わるってことは勿論ないよね?

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