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※ え、またこの展開!?3

その後やっとスウェットと下着を脱ぎ去った嵐ちゃんの下半身はやっぱり元気いっぱいに上を向いている。え、こんな大きいの入れようとしてるの? 「無理!入らない!絶対入らない!!」 「いや、むしろいつもより無理じゃないだろ」 確かにいつもとは違い、今あるのは本来男性のそれを受け入れるものかもしれない。でもよく考えて欲しい。嵐ちゃんは体格がかなりいい。それに見合った立派過ぎるちんこ。そして俺も細身ではあるけど、男の時の俺は平均身長より大きい。しかし女の子になった今その体格差は20cm以上ある。つまり、 「嵐ちゃんいつもよりおっきいじゃん!!」 「同じ同じ」 どんだけ俺が無理!と喚いても嵐ちゃんはにやにやするだけ。それでもいやいやとなかなか折れない俺の事を抱き抱えて優しくキスを落としてくる。 向かい合わせで抱き締められ頭を撫でられながらキスをされていると、少しづつだが気持ちに余裕が生まれてきた。しかも認めたくはないが、さっきまで散々刺激されていた中が、疼く。それに目敏く気付いた嵐ちゃんが甘く、えろく微笑んだ。 「ほら、腰上げて」 「ん、」 恐る恐る腰を上げると、熱い先端が湿った秘部へと宛てがわれた。指とは明らかに熱も質量も違い腰を引きそうになる。が、それは嵐ちゃんの腕にがっちりとホールドされていて未遂に終わった。 そのままゆっくりと壁を押し広げて中を進むそれに、心配していた痛みは無い。むしろ散々慣らされイかされたことで、気持ち良い場所を教えこまれた身体は素直に快感を拾っていた。 「ぁ、ぁあ・・・んっ」 「はぁ・・・、やばいな」 馴染むのを待っている間、動かなくてもじんじん痺れる快感が身体を支配する。やばい。気持ち良い。そう気づいてしまうとゆらゆらと腰が揺れる。もっと、もっと刺激が欲しい。 「らんちゃ、ね、動いて?」 「ああ、任せろ」 ぺろっと下唇を舐める嵐ちゃんが今日一えろい。 その後はもう凄かった。色んな体位で何度もイかされ、何度も嵐ちゃんの熱を受け止め・・・。普段と違い出すものが無くなるということがないので、何度も何度もイった。途中何度か潮を噴き、もう気持ち良さで頭が可笑しくなりそうなくらいに。 そして力尽きてベッドに転がった状態である事に気付いてしまった。 「嵐ちゃん、ずっと生でやってたけど、俺今女の子・・・」 「あ」 すっかり忘れてたけど、今の俺は女の子だった。いつものように生で、しかも何度も中に熱を受け止めた。 「え、やばいかな?もしかして・・・」 「い、いや、大丈夫だろ・・・多分」 お互いに大丈夫大丈夫と言い合っても不安は残る。別に嵐ちゃんとの子供が欲しくない訳では無い。むしろそんなことが出来るなら嬉しいんだけど、流石に心構えが必要だ。だってまだ俺達自身が子供だし・・・でも嵐ちゃんと俺の子供?絶対可愛いでしょ。 「俺嵐ちゃん似の子がいい!」 「レイラ似の方が可愛いだろ」 いつの間にか心配していたはずが話がどんどん逸れていく。 最終的に名前まで決まったのに、結局次の日には前回と同じく元の姿に戻っていた。めでたしめでたしなんだけど、ちょっと残念だと思ったのはきっと俺だけじゃない。

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