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第8話

 光と共に寝室に入った一真は、照明を操作した。  オレンジ色のダウンライトで生まれた二人の影が、重なった。  一真の腕が、光の肩に触れたのだ。 「続き、やろうぜ」 「続き?」 「ゲームの続きだよ。王様は、『4番は1番に何をしてもいい』って言ったんだぜ?」  きょとんとしている光の耳元で、一真は低く囁いた。 「俺はまだ、やりたい事全部済ませてないんだよ」

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