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第二章・7
「今度は、私も店に行ってみたいな。いつか、連れてってくれると嬉しいよ」
「あぁ、近いうちに行こう」
「それはそうと」
「ぅん?」
「いつまでしゃがみこんでいるのかな。それに、私の脚を撫でまわすのはいいかげんよしてほしいんだけど」
「だって、アイスが食えなくなっちゃったんだから、別のおいしいもの食べたいな、なんて♪」
狭い車中で体を折り曲げ、ジンガラがパッサカリアの太腿に頬ずりしてくる。
膝頭を爪でかりかり擦られると、下肢にどんどん疼きが這い上ってくる。
「んッ、や! ちょっと、こんなところで!」
ばたん、と突然助手席のシートが倒され、パッサカリアは焦った。
すぐにジンガラが上から被さってきて、唇を塞がれた。
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