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第二章・8
唇をむさぼりながら、手は器用にパッサカリアの服をはだけてゆく。
この男、体は大きいのにどうしてこんなところだけは小回りが利くのだろう。
「んんッ、ふ。ぅん、やッ! ダメッ!」
耳をこり、と噛まれると同時に後膣に指がねじ込まれてきた。
「ん~? ダメっていう割には、リラックスしてるねぇ」
パッサカリアの秘所は、ジンガラの太い指をすぐに受け入れ、きゅうきゅう締めてくる。
緩んだところを見計らって、さらにもう一本。
「ああッ!」
「声、ちょっと大きいかも。人にバレるよ?」
「んぅ……」
昼に一度愛し合っているので、後ろは充分解れている。
自在に体内を動き回るジンガラの指にすっかり喘がされ、腰がすでに浮いている。
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