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双子の日常④
「いやぁぁんっ!らって!らって!クロしけんべんきょーで相手あひんっ!」
言い訳するシロの真っ白な尻を容赦なくひっぱたいたら赤くなった。
「だからってメガネとする?」
クロは怒るといつも以上に冷静に責める。
……下半身は怒り狂ってガツガツ対面座位で下からシロを責めるけど。
「らって!らってぇ!」
言い訳しながらシロは真っ赤な瞳を妖しく煌めかせ、口元に妖艶な笑みを浮かべた。
「クロのちんぽちょーきもちい―――!!」
「違うでしょ」
「あたっ!」
ぺしんって頭叩かれてシロの銀髪が跳ねた。
「なんでメガネなの」
メガネはシロクロの共通の友人でちょっとモラル欠けてる二人のストッパー。
あだ名通り眼鏡かけててにょきっと背が高く、頭の中身はそれ以上に高い。
「メガネ、童貞っぽかったから、いぁんっ!」
怒り心頭のクロの一撃がシロの1番奥を殴ったとき、射精しそうになったシロの尿道口をクロの指が塞いだ。
「だから、フデオロシしてあげようかって?優しいもんね、兄さん」
「や、だめ、だめ、クロ!中に指、はいって……♡」
「入れてるの」
あらゆる性的遊戯を試したシロは尿道にも小指一本位なら飲み込める。
ただ、翌日緩んじゃってクロの布団でお漏らしして以来、すっごく嫌がってるけど。
みりみり嫌な音立てながら尿道口が開く。
「あ、あ、くろぉ、くろぉ、らめぇぇ」
「ダメっていいながら兄さん口が笑ってるよ」
下からの刺激を止めるとシロの柔らかくて蛇腹の肉が纏わり付きながらクロの肉棒に吸い付いて来た。
「らって、らってぇ♡」
クロの小指の形に尿道が広がってひくひく痙攣する。
「だって、なに?兄さん」
シロの赤く蕩けた瞳の中に色違いの全くおんなじ顔したクロが意地悪く笑う。
「キモチいいんだもん!ちんこきもちい―――!!」
しょうがないなというようにクロは笑い、ちゅっと音を立ててシロの瞼にキスする。
「メガネと俺、どっちがいい?」
答えなんかわかってるのにわざと聞く。
シロはクロの柔らかな唇を舌でベろベろになめ回し、腰を弾ませて快楽を貪る。
「ぜっ、たい!」
「絶対?」
ぬぷぬぷとペニスの方も抜き差ししてやると、シロの内部がぐちぐちと激しく動き、クロを締め付ける。
「れっらい、クロのがイ、イ――――っっ!!!」
「んんっ!!」
シロの1番感じるとこ、クロのカリがおもいっきりえぐった瞬間、小指を一気に抜いてやった。
「はぁぁん♡♡」
「あぅぅ……」
ホンバンでイく時はいつも一緒。
そこも相性は最高。
ぴっちり閉じてたはずの接合部からぶくぶくクロの精子が溢れて、流れでないようにシロは肉環をキュンと締める。
クロはシロと自分の腹に付いたシロの精子を手に掬い、丁寧に舐めとる。
甘い甘い蜜みたいに。
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