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第四章・16

「……く」 「何?」 「早く」 「早く、何?」 「……ッ」  解かってるよ、とルドーニはようやく桃色の乳首を吸った。 「は、ああッ!」  ヴァフィラはびくりと跳ね上がった。  ルドーニの舌の、唇の、歯先の動きに合わせて身悶え、声をあげ、激しく乱れる。  唾液をたっぷりと絡ませ、硬く尖った乳首を、こり、と噛むとヴァフィラは大きく震えた。 「ん、ぁああッ!」 「え?」  何と、ヴァフィラはもう果ててしまったのだ。  はぁはぁと荒い息を吐きながらまだ体をよじり、ルドーニの髪に指を差し入れその首を胸に押し付けてくる。 「ルドーニ、もっと」  これはたまらん♪ と興奮しながらルドーニはもう片方の乳首もたっぷりと味わった。  すでにヴァフィラの腰は浮きかけ、波打ち始めている。  胸だけで二度も達し、ヴァフィラの内股はどろどろになってしまった。

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