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第四章・17
淫液をすくい取り、後膣に塗り付け指を入れると、ヴァフィラの喘ぎはさらに激しくなった。
指を抜き差ししながら、その表情をうかがってみる。
閉じられた瞳の長い睫が震え、開かれた唇からは甘い声が絶え間なく流れる。
体内で指を曲げ、敏感な部分をつつくと、ヴァフィラは悲鳴を上げ悶えた。
だがそれは一度きりにして、あとは漫然と内をかき回す。
しだいにヴァフィラは腰をにじらせ、悩ましい視線をルドーニに向けてきた。
完全におねだりだ。
ルドーニはそれを確かめてからニヤリと笑い、ようやくもう一度指先を押し当ててやった。
「あッ、あぁ!」
歓喜の声が響く。
何度も何度も押しこすってやると、ヴァフィラは再び新しい体液を漏らした。
新記録だな、とルドーニは乾いた唇を、ぺろりと舌で舐めた。
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