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第四章・19

「ああああ!」  背を反らせ、ヴァフィラはせわしなく腰を波打たせてきた。  ルドーニも、それに併せるように腰を動かす。  たちまちのうちに昇りつめ、ヴァフィラは吐精した。  ルドーニが動くたびに、ヴァフィラの後膣がぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てる。  ヴァフィラの喘ぎ声、粘液の音、長椅子の軋みに、ルドーニは異様な興奮を覚えた。 「すごいな、ヴァフィちゃん。今日は一体どうしたの」 「ん、うぅ、ん。あッ、ぁん」  返事がない。  もうルドーニの声も届かないくらい、悦楽の際までいってしまっているのだろう。 「じゃあ、発情期のヴァフィちゃんにサービスしちゃおうかな♪」  ルドーニはえぐるように腰を突き入れ、ヴァフィラの体内の敏感な部分を責めたてた。 「ああッ! あ、あぁ、あああ!」  狂ったように啼き叫びながら、ヴァフィラはルドーニの背に強く爪を立てた。  腹に、ぬめる感触。  どうやらまた、果ててしまったらしい。  淫らなヴァフィラの姿に、ルドーニも早々に限界を感じた。  ちょっと早いけど、しかたないか。  こんないやらしい姿を前に、何も感じない方がおかしい。  ルドーニは軽く震えると、ヴァフィラの内に勢いよく体液を注いだ。

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