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第六章・27

「あっ、あぁん。あぁっ」  だが、その声は甘い響きを持っている。  これは大丈夫そうだ、と手を体の中心に伸ばすとすでにヴァフィラのものもしっかりと勃ちあがっていた。  先端からふんだんに溢れている体液を後膣に塗りこみ、指を差し入れるとすんなりと受け入れてくる。  その内壁の敏感な部分を押さえると、ヴァフィラの腰は淫らにうねり始めた。 「あぁ。ルドーニ、早く」 「ホントにいいんだな?」  返事もできぬままヴァフィラは大きくひきつり、淫液を吐いた。  後膣に流れ落ちるそれをまといながら、ルドーニは猛々しい自らのものをずぶりずぶりと刺し貫いていった。  深く、激しく突き上げてくるルドーニ。  体の奥までしびれ、震えが走る。 「ああッ! あっ、あんッ!」  二度目の方が気持ちいいかも。    そんな思いがヴァフィラの胸に浮かび、あまりの恥ずかしさに必死で悶えた。

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