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第七章・18
腹這いになり、腰を高く上げさせられた格好でヴァフィラは激しく喘いでいた。
掲げた双丘の谷間を、ルドーニの舌が這う。
後膣には太い指が忍び込んでおり、ぬぷりぬぷりと出入りしてはヴァフィラを狂わせる。
「あぁ、あっ、あッ、んあぁあ」
硬く張り詰めたペニスから、白いものがたらりとゆっくり流れ落ちた。
それをすくっては、後ろになすりつけるルドーニ。
たっぷりと潤い充分慣らされているのに、まだ来ない。
来てくれないのだ。ルドーニは。
「ル、ドーニ。あぁ……、もう……」
切なげなヴァフィラの声には、哀願の色さえ含まれている。
ルドーニも不感症ではないので、今までヴァフィラのことをいじめながら自らもひどく昂ぶっていた。
その分身は硬くそそり立ち、早くヴァフィラとひとつになりたいと要求していた。
それでも、ぐっとこらえてヴァフィラを抱きしめ、髪に顔をうずめてささやいた。
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