178 / 459

第八章・19

 浅いところを宣誓のように舐めあげた後、外側の襞を執拗に舐めてくるルドーニ。  舌と襞の間にあったクリームが無くなると、その刺激はダイレクトにヴァフィラを襲ってきた。 「んぁ、ダメ! ダメぇえ!」  ガチャン、と皿が割れる音が。  テーブルの上にあった皿が落ちてしまった。  しかし、そんなことに構っている余裕はヴァフィラにはなかった。  身悶え、引き攣り、息を荒げた。  そして再びルドーニの舌が入ってきた時には、すでにヴァフィラの頭はくらくらと痺れきっていた。

ともだちにシェアしよう!