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第九章・39
「どういうことだ、これは! アァ!?」
「それはこっちのセリフッ、ての! オォ!?」
殴り込んだルドーニは、ナッカに逆ギレされていた。
ヴァフィラと愛し合った翌日、あれだけ深く交わったにもかかわらず疼いていたこの体。
それはヴァフィラも同様で、起き抜け早々3発ヤッた。
これは、この異常なまでの性欲は、媚薬のせい!
そう結論付けたルドーニは、このいかがわしいブツを手に握らせてきたナッカを咎めにやってきた。
だが、一方のナッカもプンプン怒っているのだ。
「せっかく! せっかく俺が使おうと思ってた薬なのに! 全部使っちまうって、どういう色魔だよ、お前!」
「媚薬と知ってたら使わん!」
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