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第十一章・22
胸を飾る小さな乳頭に舌を這わせ、唇で挟んで軽く引っ張る。
そのまま唇で細かく強弱をつけて噛んでやると、おとなしかったヴァフィラの体が大きく仰け反った。
「んくッ! ん、ふぅッ!」
やはり、抑えた嬌声があがる。
はぁはぁと唇を薄く開き、たっぷり喘いでいるはずなのに、まるで気持ちが悦いのを我慢しているようだ。
だが、そんな姿もまた可愛い。
じっくりと胸を嬲りながら、伸ばした片手で性器をしごくと、すぐに粘りのある体液がルドーニの指先にまとわりついてきた。
先端に練りこむようにしていじってやると、ヴァフィラはもう我慢できなくなったのか、うわ言のように声を漏らし始めた。
「あ、ぁん。んぅッ……ゃあッ……」
胸を口で愛撫され、片手は性器、そしてもう一方の手では後膣をいじめられ、ヴァフィラはルドーニにしがみついた。
耐えられない快感を訴えるかのように、ルドーニの背中に爪を立てた。
ルドーニの硬くなったものが、ヴァフィラの体に擦りつけられる。
ゆっくり動かされる腰は、いやでもその後にもたらされる悦楽を暗示させ、ヴァフィラをどんどん追い詰めていった。
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