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第十二章・22

 懐かしい思い出。  美しかったヴァフィラは、さらに美しく成長して、今、俺の元にいてくれる。  脚の間に顔をうずめ、その蜜をしきりに舐めとってくれるヴァフィラ。  唾液がぬるりと裏筋を伝って流れ、ルドーニは熱い息を吐いた。 「なぁ、ヴァフィちゃん。俺の蜂蜜、そんなにおいしい?」 「甘い味さえしそうだ」  すっかり猛々しく勃ち上がったペニスを手に取り、舌を大きく伸ばして舐めるヴァフィラの姿はひどく淫らに見える。  うっとりと薄く開けた瞳に長い睫毛が濡れるように光り、ルドーニはぞくりと震えた。 「ヴァフィラ、ダメだ。出ちまう」  その言葉に、ヴァフィラはルドーニのものからようやく口を離した。 「私の内に、出してほしい……」 「んな、具合悪いのに」 「もう、すっかり平気だ。滋養のある蜂蜜を舐めたからな」 「ん? どっちの蜂蜜のこと?」 「両方だ」  くすくすと笑いながら、ヴァフィラはベッドに横たわった。  誘うように、両手を差しのべてくる。  その腕の中に、ルドーニは潜り込んでいった。

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